つくり手のこだわり

代表挨拶


ものづくりが大好きで、職人の世界では少し遅い23歳にこの業界に飛び込み、昔ながらの工務店の親方の元で大工職人としての技術や図面の見方・書き方、見積りの仕方、各業者さんとの打ち合わせ、現場での指示等、様々な経験をしました。

最近の建設業界では業者さんの縦割り化が進み、昔で言う大工さんは木工事屋さんと名を変え現場作業の一業種になっ てしまいましたが、昔は現場の業者さんを束ねる「棟梁」として、お客様からの要望を直接現場で対応・指示する役割が有りました。

そんな昔ながらの大工の最後の世代として、お困りごとやご相談に対して職人目線ならではの意見やアドバイスをし、お客様に寄り添い現場から見て本当に必要だと思った工事を提案することをお約束いたします。

仕事への想い

これまで様々なリフォーム会社の仕事を数々こなしてきましたが、最近現場の作業の中で少し違和感を感じておりました。

 

他の職人とはもちろん、お客様とのコミュニケーションも無いまま、指示されるままに現場を収める事が普通になってきています。お客様の想いやこだわりを実際に施工する職人が理解していなければ、本当に良い住宅リフォームはお届けできません。

私自身も元々は、町の工務店で仕事をしておりましたので、大工である私がお客様から直接希望を聞いて、イメージを共有してから施工に入ることによって、細部まで納得のいく仕上がりが実現できておりました。

 

打ち合わせから、施工~引き渡しまでを責任を持って管理してきて来ました。職人とお客様との距離が近く、気軽に相談しやすいので、建築工事によくある施工途中の変更希望にも臨機応変に対応する事も可能でした。

大工が現場を見ていることによって(職人目線の管理です)他の業種の職人さん達も、程よい緊張感の中で仕事をしておりました(笑)

職人さん同士も横のつながりがあり、お互いに顔を知っている仲間なので『次の作業工程に最高の状態で引き渡す』という意識につながります。

従来の町の工務店のシステムは、地域に密着して必要最低限で最高の仕事に仕上げるという職人のチームによって成り立っておりました。

 

しかしながら悪い所もありました。打ち合わせは、口約束のみで、後に言った言わないのトラブルや、追加工事や仕様変更時の金額変更等の確認事項が双方で出来ておらずにやはりトラブルに、そのうちに町の工務店は、後継者が居ない,騒音公害等の為、その多くが店をたたむ事となりました。

そこでです!微力ながら町の工務店の良かった所のシステムを再生し、悪かった所は改善しながら、御客様に良い仕事・仕上げを提供するべく、腕の良い仲間を厳選、招集して、町のお客様の信用と信頼を少しづつでも取り戻しながら、地域に密着、浸透させるべく、尽力していこうと思っております。
 

建築 楓 kaede     代表 大野 義博

 
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